妊娠中絶者年間1300万人―中国女性の中絶事情

Record China    2007年3月28日(水) 7時22分

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2007年3月26日、中国国内メディアの報道にると、毎年約1300万人の中国人女性が堕胎手術を受けていることが明らかになった。中絶希望者は20代の若い女性が多く、中には繰り返し中絶する人もあり、女性の体と健康を守るため、正しい避妊知識の普及が急がれる。

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2007年3月26日、中国国内メディアの報道によると、毎年約1300万人の中国人女性が堕胎手術を受けていることが明らかになった。休日や祝日の産婦人科病院は、中絶を希望する女性でいっぱいだという。その希望者の中心層は、女子学生や30歳前の若い女性が多い。

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今回、北京市内の主な病院で8846件の事例調査をおこなった結果、中絶に関する問題点が浮き彫りになった。中国国内の中絶率は29.3%で、堕胎手術を受ける人は20〜29才が特に多く、都市部の中絶率が農村部よりも高い。また繰り返し中絶や危険度の高い中絶をする人が都市部の特徴として挙げられている。

今回の調査で、危険中絶は41.5%、半年以内の繰り返し中絶は36%で、そのうち中絶回数が3回以上になる人は17.7%という割合を占めていた。

中絶は女性の体に大きな負担をかけ、特に繰り返し中絶は悪影響が大きく、精神的なダメージや感染症にかかるリスクが高くなるという。病院関係者は、中国に中絶する人が多い理由は、「避妊をしないこと。そして避妊の失敗というこの2点だ」と強調する。未婚の中絶者のうち78.6%が、避妊を全くしていなかった。そのため、中絶してもまたすぐに妊娠し、繰り返し中絶をする率が高くなるのだという。女性の体と健康を守るためにも、正しい避妊知識の普及が急がれる。(翻訳・高口康太/編集・饒波貴子)

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