2013年1月2日、引退状態で子育て中の女優イザベラ・リョン（梁洛施）が、今年は映画復帰する可能性が濃厚になっている。新華網が伝えた。

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08年の米映画「ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝」でも知られるイザベラ・リョンは09年、20歳にして未婚の母に。香港トップの富豪・李嘉誠（り・かせい）氏の息子で、通信大手・電訊盈科（PCCW）代表のリチャード・リー（李澤楷）氏がその相手だ。翌年には双子の男児も出産したが、その直後に破局を明らかにして世間を驚かせた。

マカオの貧困家庭で育ち、12歳で大手芸能グループの英皇娯楽集団（EEG）と契約。10代ながらも高い演技力が評価され、19歳でハリウッド映画に抜てきされるが、富豪との間に出産。ここ数年は女優業から離れ、24歳にしてすでに波乱万丈の人生だ。

現在、3人の息子とカナダで生活しているイザベラだが、香港映画界から復帰要請のラブコールは多い。「美しい夜、残酷な朝」などで知られるフルーツ・チャン（陳果）監督は、最新作「那夜凌晨」のヒロインには「イザベラしかいない」として交渉中だ。「那夜凌晨」は大ヒットしたネット小説を映像化するもので、来月クランクイン予定。チャン監督が交渉話を明かしたことで、イザベラの女優復帰はかなり濃厚だとされている。（翻訳・編集/Mathilda）