Record China 2012年12月28日(金) 20時20分
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26日、営業距離が世界最長となる高速鉄道“京広高鉄”が中国で全線開通した。“先進的な中国”をアピールする格好の材料となったわけだが、早くもこうした国威を“斜めから”眺めた報道が散見され始めている。
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2012年12月26日、営業距離が世界最長となる高速鉄道“京広高鉄”が中国で全線開通した。首都の北京市と広東省広州市をおよそ8時間で結ぶとあって、“先進的な中国”をアピールする格好の材料となったわけだが、早くもこうした国威を“斜めから”眺めた報道が散見され始めている。現代快報の28日付の報道。
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快適な旅を約束する中国の高速鉄道。その車内は全面禁煙のはずだ。しかし26日、国営テレビの中央電視台(CCTV)が開通当日の様子を生中継で報じた際、目を疑うような映像が視聴者の目を釘付けにした。列車は途中の武漢駅で運転士が交代する。番組はその様子を中継していたのだが、列車から降りてきた運転士など職員と思しき男性陣の中に、タバコを片手に表れた人物が2人いたのだ。うち1人は中年男性で、すでに半分ほど吸ったタバコを持って車内から出てきた。もう1人は若い男性で、すでに点火したタバコを口にくわえて出てきたが、その首からは職員のIDカードのようなものがかけられていた。
この様子を録画した動画やキャプチャー画像は“中国版ツイッター”と呼ばれる簡易投稿サイトであっという間に流布し、27日時点で5000回以上の転載を重ねている。一般からは「高速鉄道内は法治の及ばない区域なのか」「つまり、車内の火災報知機が動作しなかったってことだね」などと非難ごうごうだ。ちなみに、高速列車の各路線ではルールを無視した乗客の喫煙によって列車が停車したり減速したりというトラブルが頻繁に発生している。(翻訳・編集/愛玉)
※<本日の中国TOPニュース>では、中国の大手主要ポータルサイトによるニュースアクセスランキングから、注目の一記事をピックアップする。本記事は2012年12月28日付の中国大手ポータル・新浪(Sina)のランキング1位の記事。
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