フライメディア 2019年1月16日(水) 9時20分
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日本では、まだまだお正月気分が抜けていない人も多いと思うが、中国では、これから新年を迎える。
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日本では、まだまだお正月気分が抜けていない人も多いと思うが、中国では、これから新年を迎える。なぜかというと、中国の新年は、春節(チュンジエ/旧正月)を祝うからだ。春節は、日付が毎年変わり、今年でいうと、2月5日(火)が旧暦の1月1日になるので、2月4日がいわゆる「大晦日」にあたる。
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このため、中国では、今が師走にあたり、間もなく年越し準備のピークがやってくる。年末は、大掃除をし、お正月飾りや年越し食品など買い出しの準備に追われ、お年玉を用意するなど、日本とさほど変わりはない。毎年話題になる帰省ラッシュも、すでに始まっていて、ピークは1月中旬から下旬になる。
今回、紹介するお正月にちなんだ話題は、「干支(えと)」。日本はご存知の通り、「亥(イノシシ)」年を迎えたが、同じ十二支でも、中国では、この“イノシシ”だけが日本とちがい、“ブタ”で、2019年は“ブタ”年になる。中国語で「猪」と書くのだが、意味は“ブタ”である。
このため、街中が“ブタ”でいっぱい!どこを見ても“ブタ”、“ブタ”、“ブタ”の飾りで、食品にも“ブタ”をモチーフにしたものが、ところせましと並んでいる。
おなじみのスターバックスの干支グッズももちろん、“ブタ”であふれている。ピンクのかわいいブタをデザインしたタンブラーなど、おめでたい干支タンブラーを毎年楽しみにしているマニアも多い。特に、“ブタ”グッズは、日本の“イノシシ”グッズと違うので、日本人観光客がお土産として購入する姿もよくみかける。
ただ、イノシシ年の日本人からすると、中国で「干支(えと)は?」と聞かれ、“イノシシ”ではなく、「ブタです」と答えるのは、何とも表現しがたい気分だろう。
そして、中国では“年男、年女”は、不幸や災難を防ぐために赤い下着を身につける習慣があるので、赤い下着や靴下が店頭の特設コーナーなどで販売されている。
中国では年男、年女という表現はないのだが、「本命年(ベンミンニエン)」と言い、縁起があまり良くない年(日本の厄年のようなもの)にあたるため、こうして赤いものを身につけ、邪気を払うことが必要と言われている。
干支や年男、年女の運気など解釈がそれぞれ違うところもあるが、その国の文化や風習を身近に感じることのできる話題でもある。(提供/フライメディア)
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