BRIDGE 2019年1月10日(木) 5時50分
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中国のオンライン旅行大手、シートリップが先月、訪日旅行をテーマとする初の実店舗を開設した。写真は北京首都国際空港。
旅行人気が続く中国で、オンライン旅行会社が実店舗を開設する動きが加速している。新京報によると、大手のシートリップでは先月28日、訪日旅行をテーマとする初の店舗が正式にオープン。同社の実店舗数はすでに1700店舗を突破しているという。
シートリップの関係者によると、同社が目的地を1つに絞った店舗を開設するのは珍しい。記事は「『日本』が選ばれた背景には、近年の訪日旅行の急成長がある」と指摘し、2018年1―11月に日本を訪れた中国人客は約778万人と前年同期に比べ14.6%の伸びを示したことを説明。この他、シートリップが今後、目的地を細分化した店舗を続々とオープンさせる計画であることや、19年の実店舗数3000店舗を見込んでいることを伝えた。
中国の同業各社を見てみると、リューマーマは約780店舗、途牛は415店舗(18年10月末時点)などとなっているもようだ。記事によると、シートリップの梁建章・執行董事会主席は以前、店舗視察後にその潜在力を評価し、「三線都市、四線都市での布陣を拡充する」と発言。途牛も「一線都市で基礎を固め、二線都市、三線都市で引き続き店舗数を増やしていく」と表明している。(提供/Bridge・編集/Asada)
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