Record China 2012年12月22日(土) 13時11分
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19日、ニューヨーク・パブリック・ラジオはウェブサイトで記事「米中戦争?」を掲載した。尖閣問題など北東アジア地域の緊張が高まっていることを認めつつ、実際の武力衝突には起きないとの見方を示している。資料図。
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2012年12月19日、ニューヨーク・パブリック・ラジオはウェブサイトで記事「米中戦争?」を掲載した。21日、環球時報が伝えた。
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日本の後ろ盾である米国と中国が実際に開戦する可能性は低い。以前にこのような楽観的な予測をお伝えしたが、しかしその後の情勢はと言うと、北朝鮮のロケット打ち上げ、尖閣諸島付近への中国機侵入と自衛隊機の出動とむしろ激化している。
米国には日本と韓国を守る義務があることを考えれば、戦争に巻き込まれるリスクは少なくないように見える。しかも日本、米国、中国、韓国、北朝鮮はいずれも最近、政治指導者が交代したばかり。軟弱なリーダーとの批判を避けるためにも強気な行動に出やすい、危険な時期ではある。
それでも私は実際の衝突には至らないと考える。第一に、歴史的に見て新任のリーダーはまず国内の基盤固めに注力し外交は後回しになるため。第二に、戦争はビジネスにはマイナスであり、日米中どの国もその代価を支払えない。
もちろん外交に100%はない。日本でも中国でも民族主義が高まり、政府はその圧力を受けている。小さな過ちが大戦争に至った事例はいくらでもある。それでも今は冷静さが優位に立つと信じている。(翻訳・編集/KT)
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