「夜の外出は不安」が4割、最も安全な都市はチベット自治区のラサ市―中国社会科学院

Record China    2012年12月21日(金) 19時20分

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21日、中国の38都市を対象としたアンケートで、およそ4割の人が「夜の外出は不安」と感じていることが分かった。「最も治安の安全な都市」の1位はラサ市(チベット自治区)が選ばれた。写真はラサ市。

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2012年12月21日、中国の38都市を対象としたアンケートで、およそ4割の人が「夜の外出は不安」と感じており、同様に4割近い人が「長時間にわたる外出で、空き巣が不安」と考えていることが分かった。新京報の報道。

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中国社会科学院マルクス主義研究院などが共同で発表した「2012年公共サービス青書」によると、都市別の統計では、「最も治安の安全な都市」の上位は、1位・ラサ市(チベット自治区)、2位・上海市、3位・アモイ市(福建省)、4位・寧波市(浙江省)、5位・杭州市(浙江省)、6位・南京市(江蘇省)、7位・長春市(吉林省)、8位・重慶市、9位・天津市、10位・大連市(遼寧省)だった。首都の北京市は17位。

治安に対する不安が増している原因として、青書では、「社会改革と構造転換が進んだ結果、不安定要素や危険が増したため」と分析している。特に経済格差の拡大が大きく、経済発展の恩恵を享受できない低所得層の間で社会に対する敵意が広まり、暴力事件などにつながっているとした。(翻訳・編集/愛玉)

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