Record China 2007年3月26日(月) 9時26分
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南アフリカのヨハネスブルクでは中国系商人が激増、それと共に強盗事件も多発。中国系の自助組織から発展した警備会社がようやく犯罪抑制に効果を発揮し始めた。
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南アフリカ最大の都市、ヨハネスブルグは世界でもっとも危険な都市とも言われ、住民は高く張り巡らされた高圧線に囲まれて暮らしている。なかでも、ここ数年で激増している中国系商人は、銃を持たない、現金取引をする、などから強盗に狙われやすく、昨年1年間で12人が犠牲になった。
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中国大使館が動き出したのは2004年、当局側と折衝を繰り返し「南アフリカ華人警備協力センター」を立ち上げ、中国系社会と警察との連携を強化した。これを基盤とし、2006年に警備会社「華人保安公司」を設立、現地の退役軍人など雇用し警備に当たらせている。被害の通報に迅速に対応した結果、犯罪グループ摘発の実績を上げ、犯罪件数はようやく増加に歯止めがかかった形だ。
南アフリカ国内には警備会社が大小合わせて5400社、30万人の警備員がいるともいわれ、治安の悪さを物語っている。
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