中国が新型戦闘機を続々開発できるのはなぜ?パクリ疑惑を考える―米華字メディア

Record China    2012年12月17日(月) 10時43分

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14日、多維新聞は中国のパクリ兵器疑惑を取り上げた。中国がこれほど矢継ぎ早に新型機をリリースできるのは他国の兵器を盗作しているからではないかとの疑念が広がっている。写真は2012年11月、珠海航空ショーに展示されたJ−31の模型。

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2012年12月14日、米華字ニュースサイト・多維新聞は、中国のパクリ兵器疑惑を取り上げた。

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2012年も中国は数々の新兵器を開発した。その多くが航空関連だ。航空機の開発には長い時間が必要。中国がこれほど矢継ぎ早に新型機をリリースできるのはなぜか。中国のエンジニアが天才だという説明で納得する人はそう多くはない。他国の兵器を盗作しているからではないかとの疑念が広がっている。

先日、空母の発着艦に成功したJ−15は、ロシアのSu−33の試作機であるT−10K−7をウクライナ経由で購入、模倣した機体だという。それだけではない。中国が新たに開発に成功したJ−31は米国のF−35にそっくり。中国のハッカーが設計図を盗み出した可能性も取りざたされている。実際、ここ2年間だけでも米国防期間や企業を狙った中国発のサイバー攻撃、スパイ活動は数千回を数える。実際に数十社がサーバーに侵入されている。F−35は現在、開発が大幅に遅れているが、中国のサイバー攻撃が原因との説すらある。

多維新聞は中国ハッカーが設計図を盗んだとの疑惑は荒唐無稽だと否定している。確かに中国はまだ核心技術を完全に把握したわけではない。例えばロシア製エンジンを模倣した中国「国産」エンジンWS−10は寿命がきわめて短いことで知られている。

しかし一部では中国は相当の技術力を身につけており、そうした分野ではオリジナルのものを開発している。そうではない分野については模倣しながら技術を発展させているだけだと多維新聞は弁護している。(翻訳・編集/KT)

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