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12日、検索エンジン大手のグーグルは中国市場からオンラインショッピングサービス事業を撤退させた。声明で「望むような業績が得られなかったため」としている。写真は2012年10月、グーグル社のジョン・リウ副社長が北京で中国モバイル市場の重要性について説いた。
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2012年12月12日、検索エンジン大手のグーグルは、中国本土市場からオンラインショッピングサービス事業を撤退させた。声明で、「望むような業績が得られなかったため」としている。シンガポール紙・聯合早報の報道。
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同社が展開していたショッピング検索サービス「グーグル・ショッピング・チャイナ」は、中国のIT大手・アリババグループ(阿里巴巴集団)傘下の「eTao(一淘)」と競争を繰り広げてきたが、このほどの発表でサービス終了を報告した。今後はAdMobによるアプリ内モバイル広告や、モバイルとデスクトップでのディスプレイ広告などに注力していく。クレディ・スイス香港のアナリスト、 ウォレス・チョン(張永恒)氏は「グーグル社は中国事業においては、検索サービス関連以外の事業を模索すべき。モバイルアプリ広告などは中国政府の制限を受けないので、前途があるだろう」と分析する。
同社は2010年、検索エンジンサービスも中国から撤退させている。また、今年9月下旬には3年間運営してきた中国限定の楽曲配信サービス「グーグル・ミュージック・サーチ」も終了している。こちらは国内検索エンジン最大手のバイドゥ(百度)に敗北したかたち。(翻訳・編集/愛玉)
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