大塚家具が中国家具大手の北京居然之家と業務提携…資本提携も視野、その他

Record China    2018年12月22日(土) 11時50分

拡大

大塚家具が中国家具大手の北京居然之家雲地氾新零售(Easyhome)と業務提携する。出資を受け入れる資本提携も視野。写真はEasyhomeの店舗。

関連用語:大塚家具、北京居然之家 / サカタインクス、値上げ、中国の環境規制強化 / FindJapan、上海、日本商品、オフラインイベント / オリコ、大阪信用金庫、アリペイ、ウィーチャットペイ、地域企業

●大塚家具、中国家具大手の北京居然之家と業務提携、資本提携も視野

大塚家具は21日、北京居然之家雲地氾新零售(Easyhome)と業務提携することを決めた。Easyhomeは、中国の家具販売大手企業で、2017年末時点で中国本土に223の実店舗を運営している。売上高は600億元(約9780億円)超。Easyhomeは、阿里巴巴集団(アリババグループ)と戦略パートナーとして業務提携を行っており、阿里巴巴集団はEasyhomeに54億5300万元(約889億円)を投資し同社の発行済株式総数の10%の株式を保有している。

大塚家具はEasyhomeの持つECビジネスのノウハウを活用した中国への商品販売や、将来的な中国本土における「大塚家具」ブランドによる実店舗展開、Easyhomeの知名度を生かした同社の各種ハウジング関連企業や取引先ホテルチェーン等を通じた訪日中国人客招致による日本における家具販売の増加を期待する。

大塚家具がEasyhomeの出資を受け入れる資本提携も視野。

●サカタインクスが値上げ、背景に中国の環境規制強化

サカタインクスは21日、オフセット・新聞インキを値上げすると発表した。理由として、主原料である顔料・樹脂・UV光重合開始剤の粗原料は、ほとんどを中国に依存しており、中国における環境規制強化によって供給が不安定となり、価格の高騰が続いているなどと説明。物流や副資材のコストも上昇しており、「価格改定に踏み切らざるを得ない状況」とした。

●FindJapan、上海で日本商品PRオフラインイベントを開催

FindJapanは21日、「上海大悦城」で日本商品PRのオフラインイベントを大好評開催中と発表した。会期は2019年3月6日まで。

上海大悦城は上海市内にあるエンタメ施設、体験型店舗、飲食店がメーンの商業施設。20~30代の女性にターゲットを絞っており、展示イベントの開催も多い。

FindJapanによると、日本の人気商品を多数紹介し、日本商品を無料で試せるゲーム企画も用意した。また、女性の好み念頭に置く「フォトジェニックな撮影エリア」を設置することで、SNSによる拡散も期待している。

●オリコ、大阪信用金庫と訪日中国人の需要取り込みに向け連携を開始

オリエントコーポレーションと大阪信用金庫は21日、インバウンド対応強化を目的に、訪日中国人向け電子決済サービス「アリペイ(支付宝/Alipay)」と「ウィーチャットペイ(微信支付/ WeChat Pay」)」の拡充に向けた業務連携を同日開始と発表した。

大阪信用金庫より取次ぎを受けたインバウンド需要のある取引企業に対してアリペイ、ウィーチャットペイの決済インフラを提供する。地域企業の決済サービスの環境整備を行い、地方創生やキャッシュレス化を促進する考えだ。(翻訳・編集/如月隼人

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携