マイクロソフト、Windows8の普及でレノボと提携か―中国メディア

Record China    2012年12月12日(水) 19時1分

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10日、レノボ・グループは、マイクロソフトのスティーブ・バルマーCEOが同社の楊元慶(ヤン・ユエンチン)CEOと約2時間に渡り会談したと発表した。写真は今年9月北京市で開かれた通信技術博覧会に出展したレノボ(Lenovo)。

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2012年12月10日、レノボ・グループは、マイクロソフトのスティーブ・バルマーCEOが同社の楊元慶(ヤン・ユエンチン)CEOと約2時間に渡り会談したと発表した。京華時報が伝えた。

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マイクロソフトのバルマーCEOは今月6日に北京市を訪れ、楊CEOが北京市昌平区に持つ自宅で2時間に渡り会談した。バルマーCEOは当日夜に中国を離れたため、中国本土での滞在時間は7時間未満だったという。

新型OSを発表したソフト業界の最大手・マイクロソフトと、新進気鋭の世界パソコン生産最大手・レノボのCEOの密談は、業界から注目を集めた。しかし、レノボは会談の内容に関する情報の公開を控えており、マイクロソフトの新型OS・Windows8に関する会談であったとだけコメントした。

現在の世界パソコン業界の情勢を見ると、マイクロソフトの古くからのパートナーであるHPとDELLは、業界内の競争にこだわる意思はなく、ITソリューションプランのサービス企業としてモデルチェンジに取り組んでいる。

業界調査企業の権威・IDCとGartnerの統計報告書は、今年の世界パソコン業界の出荷台数が11年ぶりに減少すると予想している。これにより、マイクロソフトは新たな提携先を獲得し、Windows8の普及に努める必要が生じた。出荷台数が世界最多のパソコン企業となったレノボは、マイクロソフトにとって最適の選択肢と言える。

情報によると、提携が成立した場合、レノボはスマートフォン、ウルトラブック、タブレットPC等でマイクロソフトからの支援を受けることになる。しかしこのうわさに対して、レノボは公式のコメントを控えている。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/内山)

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