日本の木寺昌人駐中国大使、名前の「昌」は武昌から―中国メディア

Record China    2012年12月10日(月) 10時59分

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6日、日本の木寺昌人・新駐中国大使はインタビューに応じ、「駐中国大使に任命されたことに驚いている。中国という国をよく理解し、できるだけ多くの中国人と接触したい」と表明。写真は北京の日本大使館。

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2012年12月6日、共同通信によると、日本の木寺昌人・新駐中国大使は東京都内で共同通信などのインタビューに応じた。木寺大使は「駐中国大使に任命されたことに驚いている。中国という国をよく理解し、できるだけ多くの中国人と接触したい」と表明。「様々な人と会いに行き、様々な場で日本と中国の関係改善が皆の利益になることを説明したい。強がらず、自分のできることを力の及ぶ限りする。若い人たちにも力を発揮してもらいたい」と述べた。

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木寺大使は「中国と最初に関わったのは20年前の外務省アジア局中国課首席事務官時代で、日中国交正常化20周年関連の仕事をした。天皇、皇后両陛下の訪中もあった。訪中が大きな成功をおさめ、中国から様々な形で歓迎されたことは、今も感激に堪えない」と話した。

また、「中国といえば孫文が思い浮かぶ。私は10月10日生まれだ。父は中国の専門家でもなんでもなかったが、1911年の同じ日に中国の武昌という所で辛亥革命が起き、私の名前『昌人』の『昌』は『武昌』から取ったと、父は説明した。その縁で私はずっと孫文に関心がある」、さらに「私の母は今年85歳、大連生れだ。母の出生地を訪れることができれば、大変嬉しい」と語った。

木寺大使は「国民感情は厄介な問題だ。日本政府がこう考えるから、全ての国民にもそう考えろというわけにはいかない。それはまず実現しない。日本国民として私は過激な民族主義に影響されないよう注意すべきだと思う。このことは重要だ。どの国でも排外的行動は起こりうる。だがそうした行動は外の世界と良好な関係を構築するうえで大きな障害となる。こうした傾向には警戒しなければならないと思う」と述べた。(提供/人民網日本語版・翻訳/NA・編集/内山)

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