乱暴すぎる中国の宅配業者、荷物は宙を舞い足蹴にされる

The World Video    2018年12月21日(金) 0時50分

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19日、このほど客の大切な配達物を乱暴に扱ったとして広東省深センの業者が物議を醸した。

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2017年12月19日、1が4つ並ぶことから中国で「独身の日」と呼ばれている11月11日は、ネットショッピングの日として中国のみならず日本でも定着しつつある。また、日本では独身の日ほど知られてはいないが、12月12日も中国では「ダブル12」と呼ばれ、ネットやオフライン店舗が販促キャンペーンとして定着している。期間中は多くの注文が入るため配達物をさばく業者は大忙しとなるのだが、このほど客の大切な配達物を乱暴に扱ったとして広東省深センの業者が物議を醸した。

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問題行為が指摘されているのは、同市宝安区にある宅配業者の営業所で、映像では従業員らが配達物を放り投げたり足で蹴ったりする場面が映っている。16日に同営業所に荷物を取りに行った男性は、「すぐに使いたい荷物があったため直接営業所に行った。ダブル12の影響で営業所には荷物があふれかえり、従業員らは荷物を放り投げ、積みあがると足で蹴っていた。さらに荷物を踏んで歩き、倉庫の中でたばこを吸っていた」と語っている。

南方都市報によると、宅配業者の担当者は18日に「当該営業所を営業停止とした」と明かし、他の営業所に同様の現象がないか調査を進めているという。中国では同様の問題がたびたび指摘されており、2016年の11月には中国中央テレビ(CCTV)の記者が深セン市の宅配業者の実態を探るべく潜入取材し、荷物を乱暴に扱う実態を伝えた。さらに、今年10月にも貴州省貴陽市で宅配業者が荷物を乱暴に扱ったとして物議を醸した。

ネットでは「受け取った荷物の包装に足跡があり変形していたことがあった」と乱暴な扱いが少なくないと指摘する声や批判する声が多く聞かれた。さらに、同様の問題が絶えないことから、「問題が報じられたのは一度や二度ではない。依然として問題が絶えないのは業者の管理が改善されていないからで、これこそが問題の所在だ」との声も聞かれている。(翻訳・編集/内山)

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