習近平、重要談話を相次ぎ発表=順調な権力交代に自信見せる―台湾メディア

Record China    2012年12月9日(日) 10時21分

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6日、台湾・中央通訊社は記事「専門家談:習近平はスムーズな交替に成功」を掲載した。写真は11月15日、習近平体制の最高指導陣、政治局常務委員7人が初めて姿を見せた。

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2012年12月6日、台湾・中央通訊社は記事「専門家談:習近平はスムーズな交代に成功」を掲載した。

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習近平(シー・ジンピン)体制成立からまだ1カ月弱だが、すでに党政、軍事、外交に関する指導的談話を発表している。従来と比較してきわめて異例の事態だという。1989年に総書記の座に就いた江沢民(ジアン・ザーミン)は当時、中継ぎ指導者だと見なされていた。続く胡錦濤(フー・ジンタオ)も就任当初は江沢民の強い影響下にあると見られていた。

当初は習近平も強いリーダーシップを打ち出すことはできないのではと見られていたが、この1カ月、矢継ぎ早に重要談話を発表している。11月29日には政治局常務委員を率いて国家博物館の展示「復興の道」を参観。中華民族の復興を訴える談話を発表した。

12月4日には政治局会議を開き、党政業務の改善と民衆に深く関与するための8項目の規定を発表。5日は人民解放軍第二砲兵部隊将兵に対し、戦略的威嚇力と実戦能力を積極的に進めるとの訓話を発表した。

胡錦濤からの権力交替がきわめてスムーズに進んだことに習近平は自信を深めている。相次ぐ重要談話はそのあらわれだとある香港の専門家は評している。(翻訳・編集/KT)

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