「南京大虐殺」追悼日の黙とうをからかう?投稿炎上で会社クビの女性、釈明するも火に油―中国

Record China    2018年12月18日(火) 10時40分

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中国で「南京大虐殺」犠牲者国家公祭日(追悼の日)の12月13日、ある女性がSNS上に「みんな黙とうしていてびっくりした。日本製品でも買って気分を落ち着かせよう」と投稿して炎上し、勤務先を解雇されるという騒動があった。資料写真。

中国で「南京大虐殺」犠牲者国家公祭日(追悼の日)の12月13日、ある女性がSNS上に「みんな黙とうしていてびっくりした。日本製品でも買って気分を落ち着かせよう」と投稿して炎上し、勤務先を解雇されるという騒動があった。

米華字メディアの多維新聞に16日付で投稿されたブログ記事によると、女性はその後SNS上で、問題視された投稿について「誤解される表現だった」などと釈明したが、騒ぎは収まるどころかさらに過熱しているという。

ブログ記事は「周知のように、南京大虐殺は中国近代史における悪夢であり、6週間内に30万人もの罪のない中国の民衆が日本軍に殺害された。中国政府は2014年、毎年12月13日を南京大虐殺犠牲者国家公祭日として設立し、日本帝国主義による中国侵略戦争期間に殺害された中国の同胞を悼むことを決定した」とした上で、女性がSNS上で問題視された投稿について「公祭日に日本製品を使用したり日本車を運転したりする人を皮肉ったつもりだったが誤解を招いてしまった。自分は不愛国などではない」などと釈明したものの、ネットユーザーからは「日系車に乗っていた市民も車を止めて黙とうしていた」「罪を認める意識が全く感じられない」「日系商品を使用している人に批判の矛先を向けようとしている」などの声が上がり、火に油を注ぐ状態になっていると伝えている。(翻訳・編集/柳川)

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