新型機導入を急ぐ中国空軍、米国流シミュレーターの導入が不可欠に―米メディア

Record China    2012年12月3日(月) 15時58分

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11月29日、米軍事ニュースサイト・グローバルセキュリティは、中国が西側方式の大規模なパイロット訓練方式を導入すると分析している。写真は11月23日、空母・遼寧号から離陸するJ−15戦闘機。

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2012年11月29日、米軍事ニュースサイト・グローバルセキュリティは、中国が西側方式の大規模なパイロット訓練方式を導入すると分析している。12月2日、環球時報が伝えた。

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米国のパイロット訓練方式には2種類の系統がある。第一に仮想敵を設定し、仮想敵に模した教官部隊との模擬戦闘で技術を鍛えるという方針だ。現在、中国が採用しているのもこの方式となる。

しかし冷戦終結後、米国には十分な飛行訓練を受けている仮想敵が存在しなくなった。そこで浮上してきたのがもう一つの訓練系統であるシミュレーターだ。実際に空を飛ぶのではなく、シミュレーターを使うことで安全に、多様な機種についての訓練を受けることが可能になる。

中国もシミュレーターを使った訓練を主軸にする必要に迫られている。それというのも中国空軍の戦闘機は多くが旧型機。今、急ピッチで新型機の導入を進めているが、そのためには新たな機種の訓練を大規模に進めるパイロット大学が必要不可欠となるからだ。(翻訳・編集/KT)

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