上映から25周年の「さらば、わが愛/覇王別姫」、レスリー・チャンの起用は「たばこを吸う姿」から―台湾

Record China    2018年12月11日(火) 21時40分

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10日、チェン・カイコー監督による「さらば、わが愛/覇王別姫」のデジタルリマスター版のプレミア上映が台北市で行われ、プロデューサーを務めたシュー・フォン(徐楓)氏が映画の思い出を語った。

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2018年12月10日、チェン・カイコー(陳凱歌)監督による「さらば、わが愛/覇王別姫」のデジタルリマスター版のプレミア上映が台北市で行われ、プロデューサーを務めたシュー・フォン(徐楓)氏が映画の思い出を語った。聯合報が伝えた。

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カンヌ映画祭のパルムドールを受賞した「さらば、わが愛/覇王別姫」が公開から25周年を迎え、台湾ではデジタルリマスター版が今月14日から一般上映される。これに先駆けて10日、台北市で行われたプレミア上映に、シュー・フォン氏や歌手のワン・リーホン(王力宏)が出席した。

京劇の女形役者を演じたレスリー・チャン(張国栄)についてシュー・フォン氏は、キャストを決める時点で、チェン・カイコー監督がレスリー・チャンについてあまり知識がなかったことを明かしている。しかし彼がたばこを吸う姿を見て、「他の俳優は考えられない」と確信を持ったという。

ヒロインの人選については、コン・リーおよび歌手で女優のアニタ・ムイ(梅艶芳)が候補に挙がっていた。チャン・イーモウ(張芸謀)監督の「紅いコーリャン」で一躍スターになったコン・リーについて、チェン・カイコー監督には「すでにチャン監督のもの」という思いもあったが、アニタ・ムイとレスリー・チャンはすでに共演作があったため、新鮮さを求めて、最終的にコン・リーが選ばれたという。

京劇の花形役者を演じたチャン・フォンイー(張豊毅)については、舞台上での覇気、舞台を下りて見せる破天荒さが、チャン・フォンイーが演じるとしっくりくるのではないかとの考えから、起用が決まったことを明かしている。(翻訳・編集/Mathilda)

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