Record China 2012年11月27日(火) 18時19分
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25日、中国が独自に開発したとされる戦闘機の空母発着を成功させたが、カナダの軍事誌は空母に関する技術でも日本は中国を大きく上回っていると報じた。写真は中国初の空母「遼寧」。
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2012年11月26日、米華字メディア・多維新聞によると、中国が独自に開発したとされる艦載機「殲15(J−15)」による空母への離着艦訓練が成功し、世界的に注目を集めているが、カナダの軍事誌・漢和ディフェンスレビュー(漢和防務評論)は25日、空母に関する技術でも日本は中国を大きく上回っていると伝えた。
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海上自衛隊はヘリコプターを搭載する「ひゅうが型護衛艦」(DDH)を土台に満載排水量2万7000t、基準排水量1万9500tの軽空母である「19500t型護衛艦」(22DDH)を2012年1月から正式に建造しており、中国が空母「遼寧」の試験航行を完了させたことで、日本と中国は海上戦力において「空母時代」に入った。
自衛隊が艦載機とするF−35Bは第4次F−X計画で選定されたステルス性を持つ多用途戦闘機で、中国の殲15よりも優れたステルス性、レーダー探知能力を持つことから先制攻撃が可能だとされるが、短距離戦闘になれば運動性能に優れる殲15が有利な状況になる。搭載機数は中型空母の「遼寧」が大きく優り、搭載機数の少ない軽空母よりも艦載兵力で上回るが、今後日本が軽空母の基準排水量を3万7000tあるいは4万7000tと大型化させる可能性や大型レーダードームを持つE2−2000空中警戒機を艦載する可能性もあると指摘されている。
現段階では日本の22DDHの指揮システムや武器システムは正式に発表されていないものの、優れたC4Iシステム、FCS−3A多機能レーダーの搭載など、今後日本の建造する軽・中型空母が中国の空母に後れをとることはなく、日本の技術は空母建造の面で中国海軍を依然リードし続けていると記事は指摘している。(翻訳・編集/岡田)
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