The World Video 2018年12月5日(水) 21時40分
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5日、中国企業のCMが「爆弾処理の戦士を侮辱している」として物議を醸している。
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2018年12月5日、中国企業のCMが「爆弾処理の戦士を侮辱している」として物議を醸している。澎湃新聞網が伝えた。
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問題となったCMは、広東省深センにあるスマートロック関連企業、凱迪仕(kaadas)のもので、CMでは指紋認証式のオートロックドアを宣伝しており、爆弾処理班の男性が主人公。主人公の男性が何度も爆弾処理に失敗するが、手だけは残っているためドアは問題なく開けられるという内容になっている。
これに対し江蘇省公安庁ネット安全保衛総隊は4日、SNSの公式アカウントで「『手だけあれば鍵を開けられる』ということを強調するために、爆発で爆弾処理の戦士をボロボロにしている表現にネットユーザーが激怒している。ネットを使った販促活動においては、最低限の道徳心と良し悪しに対する正しい判断力が必要だ。無知を創意、悪ふざけをユーモアとはき違えるべきではない」と苦言を呈した。
同総隊が指摘するように、ネットでは「このような低レベルのCMは存在する価値がない」と言った声や、先般ドルチェ&ガッバーナ(D&G)の宣伝動画が「中国を侮辱した」と大きな騒動になったことに関連付けて、「外国人が中国を侮辱することは絶対に許せないが、中国人が自国の英雄を侮辱することも絶対に受け入れられない」との書き込みも見られた。いずれにしても同社への批判が圧倒的に多い。批判を受け凱迪仕は4日、新浪微博の公式アカウントで謝罪文を掲載し、CMの放送を取り下げたと明かした。(翻訳・編集/内山)
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