Record China 2018年12月5日(水) 8時50分
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日立(中国)は医薬品メーカーの石薬集団とスマート製造に向けた協業強化や戦略的パートナー関係の深化に合意し、覚書を締結した。写真左は石薬集団の蔡東晨董事長(会長)、右は日立(中国)の小久保憲一董事長。
<日中経済・新事情>
関連用語:日立製作所、石薬集団、スマート製造、ハンセン株価指数 / 三井住友カード、TIS、銀聯QRコード決済、松屋銀座、近鉄百貨店 / / 三菱ガス化学、工園区閉鎖、事業引き継ぎ、新子会社 / ソフトバンク・ペイメント・サービス、店舗向けQRコード決済アプリ、銀聯QRコード決済
●日立、大手医薬品メーカーの石薬集団とスマート製造に向け協業強化
日立製作所の中国地域統括会社である日立(中国)は医薬品メーカーの石薬集団(本社・河北省石家荘市)と、医薬品製造管理システム「HITPHAMS(ヒットファムス)」やデジタル統合監視制御システム「HIDIC-AZ(ハイディック・エーゼット)」の導入拡大やスマート製造に向けた協業強化、戦略的パートナー関係の深化に合意し、覚書を締結した。
日立と日立(中国)は2015年に石薬集団傘下の石薬集団欧意薬業の生産ライン向けに「HITPHAMS」を納入するなど、石薬集団との関係を構築してきた。石薬集団は、香港証券取引所に上場しており香港ハンセン株価指数の対象企業である大手医薬品メーカー。
●三井住友カードとTISが銀聯QRコード決済で提携、松屋銀座や近鉄百貨店などで導入へ
三井住友カードとTISインテックグループは、銀聯の国際決済ブランドであるQRコード決済の「銀聯 QR コード決済」に対応したTISの決済サービス「QR×DRIVE(キューアール・ドライブ)」を、共同で提供する。松屋銀座の8階レストランフロアや近鉄百貨店をはじめとした日本国内の加盟店向けに、12月以降、順次提供する。
●SBPSが店舗向けQRコード決済アプリ「S!can」を提供、「銀聯QRコード決済」に対応
ソフトバンク・ペイメント・サービス(SBPS)は店舗向けQRコード決済アプリ「S!can」の提供を12月中に開始する。店舗事業者は、スマートフォンやタブレットに同アプリをインストールするだけで手軽にQRコード決済サービスを導入できる。
サービス展開の第1弾として、銀聯国際が提供する「銀聯QRコード決済」に対応する。
●三菱ガス化学、江蘇省に子会社設立
三菱瓦斯化学は12月、江蘇省泰興市泰興経済開発区内に子会社の泰興菱蘇機能新材料を設立する。これまで江蘇蘇化集団との合弁により同省張家港市内の東沙化工園区に設立した蘇州菱蘇過酸化物で過酸化水素や化学研磨液の製造販売を行ってきたが、東沙化工園区の閉鎖を受け、事業を引き継ぐ新たな子会社を設立する。中国での製品需要は増加する見通しで、長期にわたって収益機会が見込まれるという。
新子会社には設立時点で三菱瓦斯化学2900万ドル(約32億7000円)を100%出資。2020年9月には三菱瓦斯化学の追加出資と江蘇蘇化集団の出資で、資本金を約4000万ドル(約45億1000万円)にする(三菱瓦斯化学89%、江蘇蘇化11%)。(翻訳・編集/如月隼人)
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