2012年11月20日、中国新聞社によると、中国広東省広州市で広州モーターショーが22日開幕する。中国では今年、全国でモーターショーが延べ239回も開催される予定で、企業の出展料が引き上げられるなど関連ビジネスは花盛り。しかし、国内自動車市場は依然低迷しており、自動車メーカーの業績改善にはつながっていない。

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中国では現在、1日半に1回はどこかの都市でモーターショーが開かれている計算になる。平均開催日数は2〜3日で、長いものは1週間から10日前後。1平方メートル当たりの企業出展料は、広州で900元（約1万1700円）から1600元（約2万800円）に引き上げられたほか、地方都市の山西省太原でも600元（約7800円）に上昇。北京や上海では1700元（約2万2100円）で、1企業の出展コストは85万〜170万元（約1100万〜2200万円）にも達する。

モーターショー主催者の懐は潤っているようだが、メーカーなど自動車企業の業績は好転していない。今月発表された第3四半期業績によると、自動車企業の約6割が減益だった。年明け以来の市場低迷は続いており、販売台数・価格とも伸び悩んでいるのが現状だ。（翻訳・編集/AA）