「国民性じゃない」反論むなしく、中国でまた座席占領、今度は飛行機

Record China    2018年11月27日(火) 0時20分

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列車などで他人の座席を占領する騒動が中国で相次いでいる。中国メディアは「中国人の国民性が原因ではない」との論評記事を掲載したが、その後も同様の事件が後を絶たない。

列車などで他人の座席を占領する騒動が中国で相次いでいる。中国メディアは「中国人の国民性が原因ではない」との論評記事を掲載したが、その後も同様の事件が後を絶たない。

今年8月、韓国の有名大学に籍を置く中国人男性が、山東省から北京へ向かう高速鉄道車内で他人の席を占拠。現場の様子を撮影した動画がネット上で拡散するなど、大きな波紋を広げた。

騒動はこれにとどまらず、翌月には、湖南省から広東省へ向かう高速鉄道の車内で32歳の女性が同じように座席を占領する動画が物議を醸し、その数日後にも、高速鉄道で66歳の女性が他人の座席を占領する騒動が発生。この他、各地の地下鉄でも同じような事案が起こった。

さらに、今月18日には、河北省を走る高速鉄道で酒に酔った男性らが別の乗客の座席を占領。25日の報道では、8日に北京から深センへ向かう飛行機の中で、女性が「乗り物酔いするので窓側に座りたい」との理由から男性客の座席を占領する騒動が起きていたことも分かった。

中国共産党系の環球時報は9月27日に論評記事を掲載。騒動について、「膨大な旅客数に対して、座席占拠の報道が4つか5つ続くぐらいの状況では、『国民性』にまで昇華する必要はない」と主張していたが、愚行は「4つか5つ」にとどまりそうもない。(北田

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