Record China 2019年2月7日(木) 23時0分
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6日、旧正月の連休中の韓国で「捨て犬」が深刻な問題となっている。資料写真。
2019年2月6日、旧正月の連休中の韓国で「捨て犬」が深刻な問題となっている。
韓国メディア・ノーカットニュースによると、江原道にある動物保護センターには約150匹の動物がいる。その多くが犬だという。同センターの職員は「長期休暇の時期は通報が通常の2倍ほど増える。旅行で家を空けるためペットを捨てるケースが多い」と話した。
農林畜産検疫本部の動物保護管理システムによると、毎年増え続ける捨て犬・捨て猫のうち、平均30%が正月や秋夕(お盆)シーズン、20%が夏休みシーズンに捨てられている。2015~17年に韓国で発見された捨て犬・捨て猫は、日本海側の6地域だけで4364匹に達し、そのうち正月と秋夕のシーズンにそれぞれ521匹と774匹、夏休みのシーズンに952匹が捨てられたという。
この現状を受け、専門家からは「飼い主の意識改善とともに行政・司法的措置の強化が必要」との声が上がっている。動物保護団体代表らは「動物を命ではなく商品と認識していることが問題。誰でも簡単に動物を飼うことができる環境を変えるには行政的に徹底的に規制しなければならない」「動物を捨てる行為は犯罪だと認識させるべき。罰金刑を科すなどより強力な処罰が必要だ」などと主張しているという。
これについて韓国のネットユーザーからは「家族より旅行の方が大事なの?」「韓国人は犬を2年使ったら捨てる携帯と同じ感覚で考えている」「家族を捨てて、旅行先で食事が喉を通るのか?」「犬は最後まで家族を愛するのに。本当に悪い人たちだ」「リードを付けずに散歩し、フンも片付けない。そして休暇に捨てる。最低だ」など批判の声が上がっている。また対策として「韓牛のように登録番号をつけて管理すれば捨てる人も気軽に買う人もいなくなる」「法律が強化されることを願う」「簡単に犬を飼える環境が問題。チップを入れて管理する法律を作るべき」などと訴える声も。
一方で「かわいそうだけど子どもとの思い出作りを優先したい気持ちも分かる」との声や、「犬食文化も影響しているのでは?」と指摘する声も見られた。(翻訳・編集/堂本)
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