2012年11月12日、香港映画「寒戦」のプレミア上映会が台北市で行われ、主演俳優のアーロン・クォック（郭富城）とレオン・カーフェイ（梁家輝）が登場した。聯合報が伝えた。

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香港産ポリス・アクション映画としては、ハリウッドでリメイクされた「インファナル・アフェア」シリーズ以来の秀作と、前評判の高かった「寒戦」。香港や中国では今月8日から公開されているが、香港では最初の週末だけで興行成績1500万香港ドル（約1億5000万円）を突破した。同じく中国でも8000万元（約10億円）突破と、いずれも今年の中国語映画の記録を塗り替えている。

台湾では、今月16日から公開予定。そこで12日、主演のアーロン・クォックとレオン・カーフェイが台湾入りし、プレミア上映会に出席した。

「ハト派」「タカ派」の警察副局長を演じて張り合う2人だが、イベントでは過剰なほどぴったり寄り添って見せ、ファンサービスもたっぷり。しかし、今年9月から「寒戦」を含む映画2本のプロモーションで駆け回り、疲労がピークという54歳のカーフェイに対し、47歳のアーロンからは「僕はコンサートツアーで鍛えているから大丈夫」と体力自慢がチラリ。小さな対抗心ものぞかせていた。（翻訳・編集/Mathilda）