使用済み紙おむつ問題、日本はどう対応しようとしているのか―中国メディア

Record China    2018年11月21日(水) 0時20分

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19日、海外網は、大人用紙おむつ問題について日本がどのように対処しようとしているかについて紹介する記事を掲載した。資料写真。

2018年11月19日、海外網は、大人用紙おむつ問題について日本がどのように対処しようとしているかについて紹介する記事を掲載した。

記事は、米UPI通信社の報道を引用。世界銀行とNikkei Asian Reviewの関係するデータを基に、「日本の65歳以上の高齢者は全人口の27%を占め、75歳以上の高齢者数も増加し続けており、毎月平均3万人増加している。このため、日本では大人用紙おむつの使用量も急増しており、使用済みの紙おむつをどのように処理するかが深刻な問題になっている」と紹介した。

紙おむつのリサイクルを提唱している日本の団体によると、07年から17年の間に、大人用紙おむつのごみは84万トンから140万トンへと急増。一部の農村では、使用済み大人用紙おむつのごみ全体に占める割合が20%から30%に達するという。記事は、「紙おむつごみの処理は新たな環境問題となっている」とした。

その上で、読売新聞などの日本メディアが、「日本の環境省が増加し続ける紙おむつごみを減らすため、大人用紙おむつの回収ガイドラインを策定する」と報道じていることを紹介。このガイドラインでは、おむつを燃料に変える最新技術を紹介しており、一部のリサイクル業者では、紙おむつの中からパルプを取り出し、建築資材へと変えていることも紹介しているという。(翻訳・編集/山中)

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