Record China 2018年11月21日(水) 9時20分
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19日、鳳凰網は、中国の不動産時価総額が米国とEUと日本を合わせた額を超えたと伝えた。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。
2018年11月19日、鳳凰網は、中国の不動産時価総額が米国とEUと日本を合わせた額を超えたと伝えた。
記事は、最近中国のネット上に掲載された株式・不動産時価総額を紹介。それによると、「中国の不動産時価総額の合計は65兆ドル(約7310兆円)となり、米国とEUと日本を合わせた額の約60兆ドル(約6750兆円)を超えた。しかし、中国の株式時価総額は6兆ドル(約675兆円)で、米国とEUと日本を合わせた額の10分の1ほどに過ぎなかった。中国の不動産時価総額は、株式時価総額の10倍となったが、米国やEUでは不動産と株式の時価総額は同じだった」という。
65兆ドルという中国の不動産時価総額について記事は、「今年1月の時点で恒大経済研究院の任沢平(レン・ゼーピン)院長が、約43兆ドルと見積もっていた額と比べると大きな差がある」と指摘。しかし、「(総合不動産サービス会社の)サヴィルズは2016年8月の時点で中国の不動産時価総額を39兆ドルと見積もっており、その後の2年で50以上の都市の不動産価格が1割以上上昇し、20以上の都市では2割以上上昇している」と伝え、決してあり得ない数字ではないとしている。
これに対し、中国のネットユーザーから「中国の土地で世界中の土地が買える勢いだな」「この中にどれほどバブルが含まれているのだろう」「不動産興国は安定」などのコメントが寄せられた。
また、「世界一か!。祖国のことを誇りに思うぞ!」「すごいぞ、わが国」とのコメントもあったが、これは不動産だけが際立っていることに対する皮肉のようで、「これを恥とは思わず、むしろ誇りに思っているのか」と、直接批判するユーザーもいた。
ほかには、「人口からすればこの数字は正常だと思う。人が多ければ住宅需要も増える」という主張もあったが同意する人は少なかった。さらに「これはつまり、株式市場はまだまだ値上がりする余地があるが、不動産は大きく値下がりする可能性があるということだ」という指摘もあった。(翻訳・編集/山中)
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