大王製紙が生産品種をシフト、中国などの板紙・クラフト紙の旺盛な需要も視野

Record China    2018年11月20日(火) 9時20分

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大王製紙は新聞、印刷用紙などの需要減や中国などで板紙やクラフト紙の需要が旺盛なことを受け、生産品種のシフトを行う。写真は中国の情報サイト「中国紙業網」から。板紙やクラフト紙需要は主に通販などによる。政府は削減を求めているが総量抑制は難しい状況という。

<日中経済・新事情>

関連用語:大王製紙、生産品種シフト / 東急リゾート、スキー場、ウィチャット、ペイアリペイ

●大王製紙が生産品種をシフト、中国などの板紙・クラフト紙の旺盛な需要も念頭

大王製紙は19日、三島工場(愛媛県四国中央市)のN7号抄紙機を2019年10月に停機すると発表した。需要減少が進むメディア用途の紙(新聞、印刷、情報用紙)から板紙、クラフト紙への品種シフトのため。

板紙とクラフト紙の増産分は、需要が旺盛な中国をはじめとするアジア諸国への輸出販売を強化する。N7号抄紙機は2020年4月の再稼働を予定する。

三島工場は世界最大級の臨海製紙工場で、市場のニーズに応じてあらゆるパルプ、紙・板紙を生産できる。

●東急リゾート運営のスキー場7カ所でWeChat Pay、Alipayが利用可能に

東急不動産、東急リゾートサービスなどは19日、東急リゾート経営が運営するスキー場7カ所にTポイントサービスとQRコード決済を導入すると発表した。該当スキー場では23日から順次、対応を始める。

Tポイント・ジャパンは同社の共通ポイントサービス「Tポイント」及び電子マネーサービス「Tマネー」を全国のスキー場で初めて提供する。

ネットスターズは同社のマルチ決済プラットフォーム「StarPay」を初めて日本のスキー場に提供する。StarPayは複数のスマホ決済サービスを一つの端末アプリで利用できるようにした、店舗向けのマルチ決済ソリューションで、WeChat Pay(ウィチャットペイ、微信支付)」「Alipay(アリペイ、支付宝)」にも対応しており中国圏からの訪日観光客の利便性が向上する。国内ユーザーも「LINE Pay」などのQR決済サービスを利用できるようになる。(翻訳・編集/如月隼人

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