中国人観光客がベルリン経済をけん引―独紙

Record China    2018年11月20日(火) 8時40分

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17日、仏国際放送局RFIの中国語版サイトは、中国人観光客の旺盛な消費力がドイツ・ベルリンの経済をけん引しているとするドイツメディアの報道を伝えた。写真はベルリン。

2018年11月17日、仏国際放送局RFIの中国語版サイトは、中国人観光客の旺盛な消費力がドイツ・ベルリンの経済をけん引しているとするドイツ紙の報道を伝えた。

記事は、ドイツ紙ターゲスシュピーゲルの報道を引用。ベルリンの高級百貨店カーデーヴェーが今年10月より中国人向けに支付宝(アリペイ)を導入したところ、アリペイ決済による販売額が増え続けていると紹介。同店の担当者は「現地の顧客を除けば、中国人観光客がすでに一番の顧客層になっている。中国人からステータスシンボルと見なされているハンドバッグやトランク、ドイツ製旅行鞄や家庭用品が中国人客によく売れている」と話したという。

また、中国人観光客の恩恵を受けているのはこの百貨店だけでないとし、「高級ブランドが集まるベルリンのメインストリート・クーダムも中国人に人気のショッピング街になっている」と説明。ドラッグストアも中国人が多く訪れる場所となっており、「チェーン店のロスマンでは業界の先陣を切って昨年に微信支付(ウィーチャットペイ)を導入した」と伝えている。

統計によると、昨年ベルリンに宿泊した中国人観光客は延べ約30万人と前年比で7%近く増加しており、この傾向はさらに続く見込みだという。また、経済成長と貧困の解消に伴い、30年には海外を訪れる中国人客は3倍近くにふくらむとの予測も出ていると伝えた。(翻訳・編集/川尻

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