中国のEコマース市場、2015年に世界最大規模へ―仏メディア

Record China    2012年11月7日(水) 18時17分

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5日、中国のEコマース市場が2015年には世界最大規模の市場になると、仏紙が報じた。急成長を続ける中、安全性を懸念する人も少なくないという。写真は中国のEコマースサイト大手「360buy(京東商城)」の上海本部。

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2012年11月5日、中国の電子商取引(Eコマース)市場が、ごく近い将来に世界最大規模の市場になる見込みだと、仏ル・モンド紙が伝えた。仏・ラジオ国際放送RFI(Radio France Internationale)の中国語サイトの報道。

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中国インターネット情報センター(CNNIC)の公開したデータでは、中国のEコマース・オンラインショッピングの取引高は2010年の時点ですでに4兆元(約51兆4200億円)に達していたが、2011年には6兆元(約77兆1300億円)にまで急成長した。2015年には世界最大の市場になると予想されている。

2006年の時点ではオンラインショッピングを利用する人の割合は10%にも満たなかったが、2010年には23%に増加。2015年には44%に達すると予想されている。また、インターネット利用者の数も5億人を超え、ブロードバンド・3G対応の携帯電話・スマートフォンのユーザーも増加を続けているという。

その一方で、インターネット上における安全性がEコマースの成長に影響するもっとも大きな要素となっている。オンラインショッピングを積極的に利用しない人々の多くはクレジットカードなどの個人情報の流出や盗難を懸念しており、一部の人はそうした懸念からこれらのサービスを利用したくないと考えているということが調査で明らかとなっている。(翻訳・編集/岡田)

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