鉄鋼業が第1−3四半期で31億元の赤字、鉄鋼価格が大幅下落=18年前の水準に―中国

Record China    2012年11月8日(木) 6時19分

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6日、今年第1−3四半期決算が10月30日までに明らかとなり、上海・深センの両証券取引所に上場する2493社全体の純利益が前年同期比2%減少したことが分かった。写真は9月、広東省仏山市の鋼材市場。

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2012年11月6日、新京報によれば、2012年の第1−3四半期決算が10月30日までに明らかとなり、上海深センの両証券取引所に上場する2493社全体の純利益が前年同期比2%減少したことが分かった。

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最も冷え込みが激しかったのは鉄鋼業で、上場企業34社のうち14社が赤字となり、合計で183億元(約2352億円)の赤字を出した。残りの20社も純利益の総額が152億元(約1954億円)に届かず、業界全体で31億元(約398億円)の赤字。前年同期の純利益204億元(約2622億円)から、一気に落ち込んだ。

国家発展改革委員会の公開した統計によれば、今年度上半期に鉄鋼業界が抱えた在庫は重点鉄鋼企業76社で1245万t、7月上旬と比べて66万t(5.59%)の増加。過大な在庫が鉄鋼価格の下落を助長しているとみられ、鉄鋼価格は18年前の水準である1tあたり3000元(約3万8500円)以下にまで下がっているという。(翻訳・編集/岡田)

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