胡錦濤氏は軍事委主席にとどまるのか?本人は退任の意向だが、軍は留任を希望―独メディア

Record China    2012年11月8日(木) 14時22分

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5日、中国共産党第18回党大会で、党総書記の座から退く胡錦濤氏が、党中央軍事委員会主席のポストも同時に譲り渡すのかどうかに注目が集まっている。写真は中国人民解放軍陸海空三軍儀仗隊。

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2012年11月5日、中国共産党第18回党大会で、党総書記の座から退く胡錦濤(フー・ジンタオ)氏が、党中央軍事委員会主席のポストも同時に譲り渡すのかどうかに注目が集まっている。独ラジオ局ドイチェ・ヴェレ中国語サイトが伝えた。

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胡氏は現在、中国共産党総書記、国家主席、中央軍事委主席のポストを兼任。後継の習近平(シー・ジンピン)国家副主席には、総書記の座を18大期間中、国家主席は来年3月の全国人民代表大会(全人代)期間中に譲る予定となっているが、総勢230万人に上る中国人民解放軍を掌握する軍事委主席については、まだはっきりしていない。

10年前に江沢民(ジアン・ザーミン)前国家主席から胡氏に権力が移譲された際、江氏はこの軍事委主席のポストだけは2年間も胡氏に譲らなかった。情報筋によると、軍の一部の高級将校からは最近、胡氏に少なくとも2013年までは留任して欲しいとの要望が上がっている。

一方、別の情報筋によれば、胡氏本人は「江氏のようにいつまでも軍事委主席にしがみつくような真似はしたくない」と考えており、来年3月の全人代で国家主席とともに同ポストから退く意向を示しているという。(翻訳・編集/NN)

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