2012年11月4日、日本の観光庁などが参加を予定していた上海で開催される中国国際旅游交易会だが、交易会事務局が日本側に参加しないように求め、観光庁も今回の交易会には参加を見合わせることになった。日本メディアの報道をもとに環球時報が伝えた。

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中国国際旅游交易会はアジア最大規模の観光展示会で、上海市において11月15−18日の日程で開催されることになっており、10万人以上の来場が予想されている。減少を続ける中国人観光客数の回復を図って、日本からは観光庁と地方自治体など29団体が参加を計画していた。

ところが観光庁によれば、10月末、交易会主催者側から日本側に「今回は参加を見合わせて欲しい」との申し出があった。主催者側から見合わせについての理由は説明されなかったという。観光庁が参加取りやめを決めたことから、他の29団体も同様に参加を見合わせることになった。（翻訳・編集/岡田）