Record China 2012年11月1日(木) 14時8分
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10月31日、韓国北西部の島々に住み漁業で生計を立てている住民が「漁獲量の悪化は中国漁船のせいだ」として、中国大使館に抗議しようとしている。写真は江蘇省蘇州市の漁港。
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2012年10月31日、環球時報によると、不法操業していた中国籍漁船を韓国の海洋警察が29日から30日にかけて再び3隻拿捕したが、韓国北西部の島々に住み漁業で生計を立てている住民が「漁獲量が悪化しているのは中国漁船のせいだ」として、中国大使館に抗議しようとしている。
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韓国SBSテレビが30日に伝えたところによると、韓国の排他的経済水域(EEZ)内で操業していた48トン級の中国籍漁船を韓国の海洋警察が拿捕(だほ)。漁船は山東省から来てイカなど7トン余りを取っていた。船長は不法行為を認め、700万ウォン(約50万円)の罰金を支払い釈放されたという。
その他にも2隻の中国籍漁船が韓国の海域で違法なカニ漁を行っていたとして拿捕しており、今年に入って韓国が拿捕した中国籍漁船は52隻に上る。また、中国籍漁船による籠など漁具の破壊や持ち去りも頻発しており、被害額は3億6200万ウォン(約2650万円)に上ると韓国の聯合ニュースが報じている。
地元漁民は「海洋警察が中国籍漁船の不法操業・違法行為を根絶できないなら、自分たちで行動に出るしかない」とし、漁民120人が仁川市政府前や中国大使館前、国会周辺で抗議活動を行うことを計画しているという。(翻訳・編集/岡田)
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