政府がアジア重視を提言、小中学校に日本語・中国語学習クラスの設置も―オーストラリア

Record China    2012年10月29日(月) 15時24分

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28日、オーストラリア政府は2025年までの13年間にアジア経済の発展を同国がいかに利用するかの目標25項目をまとめた「アジア世紀白書」を発表した。写真はオーストラリア。

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2012年10月28日、オーストラリア政府は2025年までの13年間にアジア経済の発展を同国がいかに利用するかの目標25項目をまとめた「アジア世紀白書」を発表した。ラジオ・オーストラリアが伝えた。

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白書は食品から鉱山資源、さらには観光からサービス業に至るまで、オーストラリア経済の大部分の分野はアジア経済の発展の中から利益を獲得できると規定し、様々な目標を掲げている。

その中には、すでに政府が公表している小中学校教育を25年までに世界のトップ5に入れる計画も含まれている。オーストラリアの小中学生は今後、アジアの文化を学ぶ機会がより多くなる予定で、全国の小中学校に中国語や日本語、ヒンディー語、インドネシア語などの学習クラスを設置し、これらの言語の学習を政府と学校が推進していく。アジア文化の学習推進に関する内容はすでに教育大綱にも盛り込まれている。

また白書は、産業界と政界の政策決定者はアジア地域関連の専門知識を備えているべきであると指摘。オーストラリア政府は大型企業の役員会や政府高官の3分の1をアジア各国との豊富な交流経験や知識を持つ人材にしていくとの目標を掲げている。(翻訳・編集/HA)

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