Record China 2012年10月27日(土) 11時52分
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25日、スープから発がん性物質が検出されたとの報道があった韓国の食品会社・農心は、中国国内で流通している同社のインスタントラーメン数種を検査機関に送ったと発表した。写真は中国で販売されている農心の商品。
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2012年10月25日、辛ラーメンで有名な韓国の農心グループが生産したインスタントラーメン6種のスープから発がん性物質のベンゾピレンが検出されたとの韓国の報道を受けて、上海農心本部は「わが社は6月にこの事態を把握しており、その後すぐに原材料の納入業者を変更して対応している。報道された製品はすでに第三者検査機関に送られており、現在は検査結果を待っているところだ」と述べた。26日付で新京報が伝えた。
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台湾メディアの報道によると、台湾では調味料の成分に関する明確な基準を設けていないため、衛生署も今のところ農心製品の全面回収などは求めていない。しかし、各店舗では消費者の安全確保のため商品の自主回収が行われている。発がん性物質が検出された6種のうち2種が、今年1月から10月までに59トンが台湾に輸入されており、その内訳は「農心さわやか海鮮味ウーロン麺」が3万1256パック、「農心ピリ辛海鮮味ウーロン麺」が1万8696パックとなっている。
ベンゾピレンが検出されたとの検査結果は、今年6月に韓国の食品医薬品安全庁が発表したもの。それが今頃になって報道されたことに関して、上海農心本部は「大統領選挙などの影響から、韓国メディアが過去の報道を再度取り上げた」と説明している。発がん性物質が検出された6種のうち、中国国内で販売されているのは「ウーロン麺」と「鮮蝦麺」の2種だが、その品質には問題はないという。(翻訳・編集/本郷)
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