中国最大規模の皇族の墳墓、ガラス張りで一般公開を開始―湖北省荊州市

Record China    2012年10月27日(土) 15時36分

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23日、中国・湖北省荊州市の「楚王陵熊家塚遺跡博物館」はこのほど遺跡の一部を一般公開した。

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2012年10月23日、中国・湖北省荊州市の「楚王陵熊家塚遺跡博物館」はこのほど、遺跡の一部を一般公開した。チャイナフォトプレスが伝えた。

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同遺跡は2006年に同市が発掘し、現在までに92カ所の墳墓が確認されている。うち55カ所の発掘は完了し、石の玉や水晶、瑪瑙(めのう)など3000点あまりが見つかっている。このほか、青銅器や陶磁器なども出土した。

楚王陵は埋葬されていた人の姓である「熊」にちなんで遺跡の名前が付けられた。「熊」は楚国(周時代後期の東周の南方に位置した国。東周=紀元前770〜紀元前256年)の皇族の姓で、同遺跡は今までに見つかった楚国の貴族の墳墓で、最大規模にして配置が最も完全なもの。その棺全体の面積だけで、400平米に達し、中国で見つかっている皇帝の中で最も大きい。

それもあり遺跡の一般公開を楽しみにする人が多かった。10月から公開がスタートした遺跡の中で、最も目玉なのは「1号車馬陣」。同エリアはガラス張りとなっており、周りだけでなく足元でも遺跡を間近に観覧することができる。(翻訳・編集/内山

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