米空母の南シナ海航行、「反中国」の意思表示か―英メディア

Record China    2012年10月23日(火) 11時37分

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22日、英BBC放送は米原子力空母ジョージ・ワシントンがこのほど南シナ海に出現したことについて、同海域の領有権問題で中国と対立するベトナムが、米軍の軍事的支援を取り付けたことを示したと伝えた。写真は南シナ海のスカボロー礁での漁を終えて戻った中国漁船。

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2012年10月22日、新華網によると、英BBC放送(電子版)は米原子力空母ジョージ・ワシントンがこのほど南シナ海に出現したことについて、同海域の領有権問題で中国と対立するベトナムが、米軍の軍事的支援を取り付けたことを示したと伝えた。

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BBC放送は、ジョージ・ワシントンにはベトナムの政府関係者や記者団も招かれ、搭載された戦闘機を撮影したり、艦長と会見するなど「米国とベトナムの軍事関係強化を示す形となった」と指摘。アナリストの1人は今回の動きについて、南シナ海の領有権問題で中国と対立するベトナム、フィリピンが米国の支援を取り付けたことが国際社会に示されたと分析した。

ジョージ・ワシントンは今回、中国とフィリピンが領有権を争うスカボロー礁(中国名・黄岩島)付近を航行。さらにフィリピンを4日間にわたって友好訪問する。タイ紙バンコク・ポストは、米軍によるベトナム、マレーシア、フィリピンへの支持表明だと分析。これに対し米軍側は「通常の巡航活動に過ぎない」と説明している。(翻訳・編集/AA)

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