中国外交部が「冷静な対応」呼び掛け、韓国が北朝鮮軍の攻撃に備え厳戒態勢―中国紙

Record China    2012年10月22日(月) 15時59分

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22日、韓国の反北朝鮮団体が南北境界線付近でビラを飛ばす計画を立て、北朝鮮側が「実行したら軍事攻撃を加える」と警告したことで、韓国が最高レベルの警戒態勢を敷いている。中国外交部は「冷静な対応」を呼び掛けている。写真は11年7月、北朝鮮の新義州。

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2012年10月22日、韓国の反北朝鮮団体が南北境界線付近でビラを飛ばす計画を立て、北朝鮮側が「実行したら容赦なく軍事攻撃を加える」と警告したことを受け、韓国が最高レベルの警戒態勢を敷いている。中国外交部は両者に「冷静な対応」を呼び掛けた。京華時報が伝えた。

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韓国の反北朝鮮団体「朝鮮民主化推進聯合会」(朝民聯)は、22日に南北境界線に近い臨津閣から、10数個の大型風船を使って北朝鮮体制を批判するビラや1ドル紙幣を北朝鮮に向けて飛ばす計画を立てていた。

北朝鮮側は19日、「少しでも実行したら警告なしで容赦なく軍事攻撃を加える」と警告。韓国軍は最高レベルの警戒態勢を敷き、臨津閣付近の住民約820人に22日には朝から防空壕に退避するよう呼び掛けた。

朝民聯は22日当日、「韓国側から中止要請があったが、計画通りに実行する」と宣言し、実行に移そうとしたが、韓国当局に阻止された。

こうした動きを受け、中国外交部の洪磊(ホン・レイ)報道官は20日、韓国と北朝鮮に対し、「中国は両者が対話を通じて相互間の問題を解決することを支持し、武力衝突には断固反対する。両者とも冷静と自制を保ち、過激な行動には出ず、共に朝鮮半島の平和と安定を維持するよう願う」と述べた。(翻訳・編集/NN)

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