太陽電池産業は生命維持装置で生きている瀕死の病人=少なくとも半数が倒産する―中国

Record China    2012年10月22日(月) 6時25分

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19日、フィナンシャル・タイムズ中国語版は記事「深刻な危機に陥った中国の太陽電池産業」を掲載した。ある官僚は中国太陽電池産業を「生命維持装置でどうにか命を保っている病人」だと表現しているという。写真は江蘇省の太陽電池工場。

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2012年10月19日、フィナンシャル・タイムズ中国語版は記事「深刻な危機に陥った中国の太陽電池産業」を掲載した。

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ある中国の官僚は太陽電池産業を「生命維持装置でどうにか命を保っている病人」だと表現した。その問題は生産能力の過剰。世界的な景気低迷で需要が落ち込むなか、太陽電池の価格は過去1年間で30%も下落。世界最大の生産国である中国には大打撃となった。

中国国家発展改革委員会エネルギー研究所の李俊峰(リー・ジュンフォン)副所長は世界のメーカーの少なくとも半数は破産することになると警告した。現在、世界の太陽電池製造能力は100万ギガワットに達しているが、需要はわずか30〜50万ギガワットしかないという。

李副所長は地方政府による太陽電池企業救済は「自殺」でしかないと指摘、中央政府は今後、経営危機に陥ったメーカーを救済することはないと明言した。最終的には大規模な合併により生産能力を引き下げることしか解決策はないと断じている。(翻訳・編集/KT)

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