韓国・海洋警察のゴム弾が命中、中国船員1人死亡―中国メディア

Record China    2012年10月17日(水) 9時4分

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2012年10月16日午後3時ごろ(現地時間=以下同)、韓国・聯合ニュースによると、韓国全羅南道の北西方向90km付近の海域で、韓国の海洋警察が違法操業の中国漁船を取り締まり中に中国漁船の乗組員を死なせる事件が発生した。写真は中国メディアの報道。

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2012年10月16日午後3時ごろ(現地時間=以下同)、韓国・聯合ニュースによると、韓国全羅南道の北西方向90km付近の海域で、韓国の海洋警察が違法操業の中国漁船を発見し、取り締まりを開始。その最中に同海洋警察が発射したゴム弾が中国漁船の乗組員に命中し死亡する事件が発生した。新華社通信が伝えた。

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報道によると、韓国の海洋警察は同海域で30隻あまりの中国漁船を発見した。取り締まりに対し中国漁船の乗組員が激しく抵抗したため、威嚇でゴム弾を発射したが、威嚇射撃のゴム弾が乗組員の左胸に命中した。乗組員は現地の病院に搬送され治療を受けたが、午後6時ごろに死亡が確認された。

中韓が互いに主張する排他的経済水域では近年、韓国の海洋警察と中国漁船同士のトラブルが度々発生している。2010年に韓国の監視船が中国漁船と衝突し、1人が死亡している。また、2011年に起きた中国漁船の乗組員がガラス片で韓国の警察官を刺殺した事件は記憶に新しい。今回の事件に関して韓国当局は、取り締まりを行った警察官と中国漁船の乗組員に対し調査を行っているという。(翻訳・編集/内山)

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