台湾鉄道事故で蔡英文総統が改めて犠牲者に哀悼の意、遺族への全力支援を表明

Record China    2018年10月22日(月) 17時20分

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台湾宜蘭県で21日に約200人が死傷した鉄道事故を受け、蔡英文総統は22日早朝に現場に足を運んだ。蔡総統はその後、ツイッターを通じて犠牲者の家族を全力で支援すると表明した。写真は蔡総統のツイッター投稿より。

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台湾東部の宜蘭県で日本時間21日午後4時に発生した鉄道列車の脱線転覆事故では18人が死亡し、約190人が負傷した。蔡英文(ツァイ・インウェン)総統は22日午前7時ごろまでに、現場に到着し、原因の究明と復旧を指示。さらに負傷者が収容されている複数の病院を訪れて慰問をし、犠牲者の遺族には全力で支援することを表明した。

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蔡総統には総統府の陳菊秘書長、交通部の呉宏謀部長(交通相)、衛生福利部の陳時中部長(衛生福祉相)らが同行した。事故を起こした普悠瑪列車(プユマ号)の負傷者捜索には軍や警察も動員されたが、蔡総統の訪問時には単線のみの復旧だった。蔡総統は複線の復旧を急ぐように望むと共に、不眠不休で作業を続ける関係者に強い感謝を示した。

蔡総統はその後、病院4カ所を訪れ、治療を受けている負傷者とその家族を慰問。その後「昨日発生した事故は、とても深刻でした。全国人民が心を痛めています。この心が痛むときこそ、われわれは共に難関を乗り越えねばなりません」と述べた。

蔡総統はその後、ツイッターに「この大きな悲しみの時、台湾の人々は宜蘭で発生した列車事故に対して、同じ立ち位置です。政府はあらゆる可能な手段をすべて投じて、犠牲者の家族を支援します」と書き込んだ(原文英語)。

蔡総統は21日にもツイッターに、「私の心はすべての犠牲者とその家族と共にあります」と書き込んでいた。(翻訳・編集/如月隼人

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