中国に対する間違った認識がもたらす結末―スイス紙

Record China    2018年10月25日(木) 7時20分

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22日、環球時報は、西洋に存在する中国に対する誤った見方とその結果について論じた、スイス紙の評論記事を掲載した。資料写真。

2018年10月22日、環球時報は、西洋に存在する中国に対する誤った見方とその結果について論じた、スイス紙の評論記事を掲載した。

記事は、スイス大手紙ノイエ・チュルヒャー・ツァイトゥングの21日付文章を紹介。文章は「多くの西洋人は中国について、単に外部の理念や技術を剽窃して金銭を稼いでいると頑なに思っている人が多い。しかし実際は、中国の実業家たちはすでに自力による発展の道を進んでいるのだ」とした。

そして、「西洋の大型企業は長年、中国での不公平な待遇や知財権保護不足に文句を言いながらも、続々と金儲けを続けてきた。その頃は中国のライバルを大きく引き離していたのだが、近年になって風向きが急変した。かつて子どもだった中国企業が、親が心配を抱える大人になったのだ」とした。

さらに、「西洋の企業にとって最大の問題は、中国企業が人工知能クラウドコンピューティング、電子ビジネス、モバイル決済、ビッグデータなど未来技術の業界で世界をリードしているとされること。このような状況を生んだ数ある原因のうち主な1つは、中国に自らの夢を追いかける大胆な実業家が出現してる点だ。また、中国政府が介入する際も、市場に十分な慣らしの機会を与えている。種々の要素が中国経済の急発展を後押ししているのだ」と論じている。

文章は最後に「それなのに欧州は自信過剰になっている。将来の取引はアリババや京東などの中国市場が主導すると信じる理由がある中で、スイスやドイツのような国は良好な伝統を持ちつつ、自らの力不足に嘆息することしかできないのだ」と結んだ。(翻訳・編集/川尻

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