トランプ米大統領、批判受け「中国ウイルス」呼称やめる―中国メディア

Record China    2020年3月25日(水) 16時30分

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中国メディアの澎湃新聞は25日、「トランプ米大統領が批判を受けて新型コロナウイルスを『中国ウイルス』と呼ぶのをやめた」と報じた。写真はホワイトハウス。

中国メディアの澎湃新聞は25日、「トランプ米大統領が批判を受けて新型コロナウイルスを『中国ウイルス』と呼ぶのをやめた」とする記事を配信し、次のように伝えている。

米CNNの24日付報道によると、トランプ大統領はFOXニュースとのインタビューで、「中国ウイルス」と呼んでいた新型コロナウイルスを中国と関連付けるのをやめることにしたと述べた。

CNNは、「医学専門家と相談し、世界保健機関(WHO)の指導を受けた結果、CNNは、その名称は不正確であり汚名とみなされると判断した」と伝えている。

この方針転換の前日の23日、トランプ大統領はツイッターで、アジア系擁護を訴え「感染拡大はアジア系米国人のせいではない」「すばらしい人々だ」などと強調した。

トランプ大統領が新型コロナウイルスを「中国ウイルス」と呼んだことについて、中国外交部の耿爽(グン・シュアン)報道官は、「このほど米国の一部の政治家が新型コロナウイルスを中国と結び付け、中国に汚名を着せている。これに対し、中国側は断固として反対する」とし、「WHOと国際社会は明確に、ウイルスを特定の国や地域と関連付けることやスティグマタイゼーション(汚名を着せて卑しめること)に反対している。われわれは米国側が直ちに誤りを正し、中国への理由のない非難をやめるよう促す」と強調していた。(翻訳・編集/柳川)

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