<中国人が見た日本>日本人がノーベル賞を獲れる理由=「科学技術立国」戦略の成功

Record China    2012年10月14日(日) 15時41分

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12日、元中国青年報記者にしてコラムニストの王冲氏はブログエントリー「なぜ日本人はいつもノーベル賞を獲得するのか」を発表した。写真はノーベル文学賞を受賞した中国の莫言氏。

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2012年10月12日、元中国青年報記者にしてコラムニストの王冲(ワン・チョン)氏はブログエントリー「なぜ日本人はいつもノーベル賞を獲得するのか」を発表した。

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莫言(モーイエン)氏がノーベル文学賞を受賞した。中国人にとっては喜ばしいことだが、隣国の日本はすでに19個のノーベル賞を獲得している。文学賞よりも物理学賞、化学賞こそが重要だと個人的に考えている。日本は経済こそ低迷しているが、科学技術立国を政策目標に掲げ、着々と前進している。日本の研究者数は米国に次ぐ世界2位。2000年以降で4個のノーベル賞を獲得していることを考えれば、50年間で30個のノーベル賞という目標も現実味を増してきた。

日本というと、他国の技術を学ぶ消化吸収のうまい国という印象がある。応用技術はあるが、基礎科学は弱いというイメージだ。なるほど、以前は確かにそうだったかもしれない。しかし1990年代以降、科学技術立国を目指す日本は変化している。世界国際競争力評価センター(IMD)によると、日本の総合国力はかつての4位から16位にまで転落した。しかし科学技術だけをみると、いまだに2位の座をキープしている。(翻訳・編集/KT)

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