<中華ボイス>台湾は中国の鏡、問題も進む方向も見いだせる―中国社会科学院研究員

Record China    2012年10月14日(日) 6時26分

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4日、中国社会科学院近代史研究所の馬勇研究員は「中国に台湾という存在がいて本当によかった。台湾は中国にとってまさに鏡のような存在」と発言した。写真は今年1月、台湾総統に再選された馬英九氏。

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現在台湾の政権与党である中国国民党は、かつて中国の内戦で共産党に敗れ台湾に本拠地を移した政党である。そのため中国と台湾の間は緊張状態が続いていたが、親中派といわれている台湾の馬英九(マー・インジウ)現総統の活躍もあり、関係は改善しているといえる。そんな馬氏が再選された時、中国のネットユーザーらは馬英九政権の清廉さを称賛するとともに、中国にはない台湾の民主政治に羨望する声も多かった。

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2012年10月4日、中国社会科学院近代史研究所の馬勇(マー・ヨン)研究員は、「中国に台湾という存在がいて本当によかった。仮に台湾がなかったら、西欧の民主主義が中国に合わないという定義は崩せなかっただろうし、いつの日か中国人も国のリーダーを選挙で選ぶ時が来るなどと信じることはできなかった。台湾は中国にとってまさに鏡のような存在。台湾を見れば中国の問題を見つけ出すことができ、方向性も見いだせる」と今の中国にとって台湾は大切な存在で、中国の未来は台湾を参考にする必要があるとの意見を述べた。(翻訳・編集/内山)

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