2012年10月6日、中国では8日間にわたる秋の大型連休も終わりに近づいた。連休期間中、陝西省西安市郊外には大人気を博した宿泊施設がある。このところ、中国でも数を伸ばしているカプセルホテル。安くて清潔、快適と若者を中心に好まれているようだ。チャイナフォトプレスの報道。

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狭苦しい空間、とあなどってはいけない。昨今のカプセルホテルは各個室にテレビやPCデスク、小型の消火器なども備えており、限られた空間ながらにプライベートをゆっくりと過ごせるということで、旅慣れた旅行者や学生の間で人気なのだ。このホテルは1泊55元（約685円）と格安の宿泊料だ。

「事前にオンライン予約をしてきました。以前からこうした施設を愛用していますが、各地から来た人たちと友人になれるし、気に入っています」。広東省から遠路はるばる西安観光に訪れた若者が語った通り、この日、複数の宿泊客が共有スペースでカードゲームに興じていた。連休期間中は予約が殺到し、いずれの日も満室だったという。(翻訳・編集/愛玉)