2018年10月16日、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）の検索ワードランキングで「日本女子バレー 身長」が一時トップ10に入った。

関連の投稿は、15日に行われた世界選手権のイタリアとの試合で日本が2～3で惜敗したことに関するものがほとんどだ。あるユーザーは日本選手のプロフィールを掲載しており、多くの選手の身長が170センチ台で、中には160センチ台の選手もいることを紹介。他のユーザーからは「160センチ台で選手になれるのか」「リベロにしても低過ぎる」などと驚きの声が寄せられた。

また、「（日本は）技術は素晴らしいけど、いかんせん身長が足りない。日本はよくやった。試合での粘り強いディフェンス、あきらめない精神はリスペクトに値する」「日本は本当に強い。ほとんどすべてのボールを拾っている。中国も学ばないといけない点だ」「日本に“いいね”を。小さな体に大きな力が備わっている」など、身長のハンデの中で健闘したことを称える投稿も寄せられている。

さらに、「日本人と中国人の平均身長はそれほど変わらないのに、なぜ日本の女子バレー選手の身長は中国よりずっと低いのか」を論じる文章も登場。日本代表の平均身長は約176センチで、中国の約185センチとは10センチ近く差がある。文章ではこの理由について、「日本では（身長より）戦術が重視されること」や「人口の多い中国では人材が豊富なこと」を指摘している。（翻訳・編集/北田）