2012年10月5日、韓国の朝鮮日報によると、韓国観光発展局は国慶節の大型連休期間中に韓国を訪れる中国人観光客を史上最多の10万人超えと予想。韓国での消費総額も2000億ウォン（約140億円）を突破する見込みだという。中国新聞社が伝えた。

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今年の国慶節（10月1日）は中秋節（9月30日）と重なったため、9月29日からの最長8日間の大型連休となった。2日間から3日間の韓国旅行で中国人観光客が訪れるのは、ソウル市内の観光地と明洞（ミョンドン）などのショッピング・スポット。4日間以上の日程では江南（カンナム）地区や「冬のソナタ」のロケ地、済州島などが人気だ。

観光やショッピングだけでなく、美容整形を目的に韓国を訪れる中国人観光客も増えている。江南地区のある美容整形外科は、「大型連休期間中は中国人患者の手術の予約でいっぱい。韓国人の患者はほとんどいない」と話す。江南皮膚科では最近中国人リピーターが急増。美白などのスキンケアが目的だという。

また韓流ブームの影響で、韓国製品が若い中国人観光客の間で人気になっている。ロッテ・デパートでは昨年から韓国ブランドの売上額が急増。2009年には衣料品購入で海外高級ブランドのファッションが60％を占めていたが、最近では韓国のカジュアルファッション・ブランドが海外ブランドを上回る人気になっている。（翻訳・編集/本郷）