トウ小平や孫文のルーツ“客家人”を祭る例年行事を開催―福建省三明市

Record China    2012年10月5日(金) 15時40分

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4日、中国・福建省三明市にある“客家(ハッカ)人のふるさと”で、祖先を祭る大々的な祝祭が行われた。毎年10月の恒例行事は、同市内で客家人のルーツとされる石壁村で行われる。客家出身の著名人にはトウ小平、孫文、李登輝元台湾総統などがいる。

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2012年10月4日、中国・福建省三明市にある“客家(ハッカ)人のふるさと”で、祖先を祭る大々的な祝祭が行われた。毎年10月の恒例行事は、同市内で客家人のルーツとされる石壁村で行われる。チャイナフォトプレスの報道。

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客家人とは古来、戦乱を避けて中華文化の発祥地と言われる中原(黄河中・下流域)から南部へ移住してきた客家語を話す人々の子孫である。広東省や福建省の内陸部に広く分布し、ここから東南アジアを主体とした海外へ移住していった華僑も多い。同族意識が強く、独自の風俗や文化をかたくなに守ってきた人々である。商才に長け、高学歴の人材が多く、これらが“中国のユダヤ人”と呼ばれるゆえん。客家出身の著名人にはトウ小平孫文李登輝元台湾総統、リー・クアンユー初代シンガポール首相、タクシン元タイ首相などがいる。

現在、世界80カ国に1億2000万人が暮らすと言われる。石壁村は1995年にその発祥の地として認定された。現在、ここには敷地面積80万平米に及ぶ大規模な文化施設がつくられ。各国から訪れる客家人の子孫がお参りをする場所となっている。(翻訳・編集/愛玉)

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